【SMプレイにおける鞭の種類】
SM界隈では時折、持ち込みの布団叩きやホテル備品の靴ベラで叩いて怪我させてしまった、なんていうトラブルを耳にします。※当店では基本的に禁止です
つい興奮して、手に届くもので叩いてしまった!
痛ければ気持ちいいんだろ?
などなど、勘違いされてしまう事もありますが
答えは「NO」です!
虐待、暴力の傾向がある行為を嗜好とする方も一定数いますが、一般的にSMプレイは「SとM」にとっての対話や、愛情表現です。
Mが本当に辛くて興醒めしてしまうほど、強く責めてはいけません。
そして鞭を使う場合、その「非日常感」や「変態感」もたっぷり味わってください。
五感を使って愉しむことが、なにより興奮に繋がります。
叩くアイテムには
バラ鞭、一本鞭、乗馬鞭、ケイン、スパンキングラケット
等がございます。
(もっと細分化できますが、今回は割愛)
今回は特によくsmで使われるバラ鞭と一本鞭の解説と、「ファーストクラス的」使い方(人それぞれ拘りはあるはずなので、参加程度にご覧ください)を紹介します。
バラ鞭・・・一番smプレイでオーソドックスな鞭。力加減にもよりますが、痛みも強すぎず痣などの怪我にもなりにくいので、ご家庭を持つかたの密かな遊戯にも活用されることが多いです。オーソドックスなだけあって、かなり多くのメーカーから販売されており、中には叩くと素材のカスが散り散りに舞って部屋が汚れたり、材質が悪くて肌を傷つけるなど酷いものもあります。しっかりした鞭が欲しい場合、ネットで評判の良いメーカーや、鞭職人さんから買うのが間違いありません。
また、バラ鞭もさらに細分化できて、先端が6本に分かれている六条鞭や、9本に分かれる九条鞭(九尾鞭)、など先端の数によって名前がつくものや、編み込みといって、先端の部分がそれぞれ編み込まれているデザインもあります。先端の1本1本の数が多かったり、太かったりすると力は分散しやすいので、ソフトプレイに向いています。材質はフェルトなどが痛みが柔らかめで、反対に革でできていたりするとハードな感覚の鞭が多いです。が、料理と一緒でバランスで全くちがう代物になることもあるのが鞭の面白いところです。
力まかせに打ち込むのではなく、愛撫したり、重さを伝えるようにずっしりと打ったり、躾の一貫でほかのやり取りの中で粗相があった際に打ったり、数を数えさせて屈辱を味合わせるなど、使い方はさまざまです。マゾがどれだけ悶えるかは、ご主人様が握っているといっても過言ではありません。
一本鞭・・・先程のバラ鞭の先端が、編み込まれて1本になっているものを言います。さらにその先端が裁縫されていたり、柔らかい素材だったり、工夫されているものもありますが、基本的に単純に、硬い製品はめちゃくちゃ痛いです。バラ鞭のように力が分散しないので、一点に集中して痛みが走ります。マゾからすると、その痛みが堪らなく、またサドからすると、その痛みに悶える姿に興奮するのです。ただし、打ち込み方が難しく、怪我にも繋がることがあるので注意してください。また改めて日記を書こうと思いますが、とにかく、巻き鞭といって体に巻きつけるような打ち方や、顔や局部に当たるような打ち方は、生涯残る傷や大怪我のリスクもありますので、パートナーと合意の上かつ慣れた責め手でわざと狙う場合を除き、やらないようにしましょう。
一本鞭はプレイの中で、「怖い」「辛い」と思わせる要素がバラ鞭よりもさらに強いです。それを活かして、実際に痛みを感じさせる道具として使うもよし、恐怖で怯える表情を引き出すために、あえて素振りを強く見せたりする使い方もあります。
いかがでしたでしょうか。
当店は確かな知識とホスピタリティをもって、最高のSMプレイをセッティングさせていただくM女専科のSMクラブです。提携の女王様専門店もご紹介可能です。
また、鞭も多数揃えており、事前にオーダーいただければ、お持ち帰り用も準備がございます。
こだわりのアイテムやご要望についても、遠慮なくお申し付けくださいませ!
店長 山田